プロジェクト名:競走を通して繋がる対抗型ランニングアプリ「Run Crew」(髙橋 大輔さん)

【Kumamoto City Pitch】採択者

株式会社グロースケイパビリティ 髙橋 大輔(たかはし だいすけ)

【プロフィール(経歴)】 
1982年神奈川県大和市生まれ。
法政大学在籍中に学内選抜の派遣留学制度に合格し、一年間テキサス州ベイラー大学に交換留学。
東京大学大学院に進学し、インドネシアにある農業技術の伝播状況に着目して開発学と普及学の研究を行う。
卒業後はスカイライトコンサルティング株式会社に入社し、主に業務改革を専門とする。その後、TRA株式会社にてcheero事業の米国立ち上げ責任者、株式会社DAQにてタスクフォースマネージャーとしてEC物流の改革を担う。
現在は飲食業の会社を友人と立ち上げると共に、人々の運動能力向上をサポートすることを目的とした当社グロースケイパビリティを設立する。

【なぜそれを解決したい課題・事業の目的とは何か】

Run Crew のコンセプト

アプリ上でランニングの速さを競い合い、その結果を通じて繋がることを目的としたランニングアプリを開発しております。
ランニングアプリは市場に数多く存在しますが、速さを競い合うアプリケーションはごく僅かしか存在しません。
アプリにて月間でどのくらいの距離を走る(歩く)かという競い合いは存在しますが、距離を競うのは陸上の競技性ではありません。
Run Crewでは「気軽に・いつでも・どこでも・何度でも」競い合いが行える新しいランニングアプリとなっています。

【なぜその事業を行う必要があるのか】

コロナ禍においてランニングの大会はほぼ全てが中止、延期となりました。
開催したとしてもトップ層のエリートランナーのみ出場が許されるという状況でした。

そのため、SNSなどでは大会で結果を残すために日々鍛錬を行ってきたのに、それを発揮することができないことを嘆く投稿が数多くみられました。

Run Crewでは日々鍛えたランニングの成果を発揮する場所を用意します。
また仕組みとしてどの走力レベルのユーザーも楽しめるようになっています。
1.ユーザーは必ずチームに所属し、チームでもランキングを競う
2.ユーザーは走力に応じてランク分けを行うため、同じ走力のユーザー同士が速さを競う。上級者と初級者が競い合うことはない。
3.各ランクで得たポイントがチームに反映されるため、速い人ばかりが揃えたチームが優れているわけではない。また、ランニングを始めたばかりでもチームに貢献することができる仕組み。

Run Crew の特徴
ランク制度

【実施する活動の紹介】

アプリは2022年11月にリリース済みです。
9名のインフルエンサーに協力をしていただきながらユーザー数を伸ばしております。

現在は競走がメインのアプリになっていますが、今後は
・競走の結果で得られたポイントなどを用いて報酬と交換する機能
・店舗スタッフとユーザーが速さを競う新しい店舗広告
などを展開することでランニングがちょっとお得になるようなサービスを展開する予定です。

アプリのベースとしては個人で競い、チームで競うことですが、ユーザーを「個人で繋ぎ」「チームで繋ぎ」「店舗と繋ぐ」ということを目標にサービス展開を行っていきます。


<景品例1:ランニング用のアミノ酸補給サプリ>

<景品例2:ピップエレキバンで有名なピップ株式会社のスポーツブランドProFitsのスポーツテックタイツ>

<店舗が用意したランニング記録にユーザーは挑みにいく新しい形の広告>

【 “プロジェクトに携わる方の思い” 代表のメッセージ】

2007年以降の東京マラソン開催以降、ランニングの人口は年々増加しています。
コロナ禍においてもその人口は増加の一途をたどっています。
ただし、前述したようにコロナ禍において大会は中止・延期を余儀なくされました。

目標を見失うユーザーの嘆きをSNS上で観ることでRun Crewを思い付きました。
ランニングは「たかがランニング、されどランニング」です。

大げさではなく私はランニングを通じて大きく世界が拡がりました。
・尊敬する経営者に出会うことができた
・年齢関係なく競い合う仲間ができた。現在は大学生と50歳と競い合って、その後に飲みに行ったりしています。非常にフラットな関係で仕事を通じてでは築けないような関係性です。
・そして何よりも新しい事業にトライするきっかけをいただくことができた

これほどの恩恵をいただいたランニングなので、将来的には陸上競技全体の発展する取り組みを行っていくことを目標にしています。
具体的には市民ランナーレベルから陸上競技のリーグ制度を導入したいと考えています。

【寄付者のみなさまへのメッセージ】

ランニングは人気スポーツであるサッカーや野球と比べるとまだまだ認知度が低いスポーツです。
ただ、その競技人口はサッカーと野球と肩を並べます。

ランニング人口


なぜ人口は肩を並べているのに、認知度がまだ低いのでしょうか。
その理由は率直に言えば競技のエンターテインメント性にあると思います。
・プレイする側としてのエンターテインメント
・観る側としてのエンターテインメント
この2つでまだ変革を成しえていないのが陸上競技です。

サッカーや野球ではいまや海外のリーグで活躍する選手が増えてきており、その選手の活躍を毎朝のニュースでワクワクする人は少なくないでしょう。
陸上競技はどうか。
直近5年で活躍し、野球選手やサッカー選手のように大金を得ている陸上選手を思い浮かべることはできますでしょうか。

陸上選手がその活躍をメディアなどで報じられるケースは年に数回に限られていると思います。
私はそういった陸上競技の現状を変革したいと思い、サービスを構築しております。
いまはまだアプリ上で競い合うだけのサービスかもしれませんが、頭の中の構想では海外選手も巻き込んでの仕組みを考えております。

是非ともその目標の実現のためにご協力・ご支援いただけますと嬉しいです。
よろしくお願いします。

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