プロジェクト名：web3のダイレクトマーケティングノーコードツールBADGE （井元秀彰さん）

【HIGO CANVAS】

株式会社和らしべ　井元秀彰（いもとひであき）

【プロフィール（経歴）】　
2006年　日産プリンス大阪販売株式会社　営業職に従事
2008年　IQVIA株式会社へMRとして転職。医療連携コンサルティングに従事
2017年　ブロックチェーン企業のALIS、PoLのアンバサダーへ就任し活動
2020年　株式会社和らしべ　共同創業しブロックチェーン決済ツール「Anytoken pay」の開発し、ユースケースとして分散型ブログのHiÐΞ（ハイド）を開発提供
2022年　NFT配布ノーコードツール「BADGE」を提供

医療の業界と自動車業界でお客様の個人情報を扱う仕事を多く経験しました。昨今はデジタル上の個人情報漏洩リスクは年々高まっており、特定の企業だけで顧客情報を厳格に管理するのは難しくなっています。
2017年頃にブロックチェーンと出会い、情報の扱い方がこれまでのデータベースを用いた中央集権型の管理から分散型技術のブロックチェーンやIPFS、DID、分散型ストレージを駆使した管理方法へ変わるかもしれないと思い、2020年にweb3企業として株式会社和らしべを共同創業しました。

【なぜそれを解決したい課題・事業の目的とは何か】

弊社はイベント回遊率増加を狙ったNFTスタンプラリーやイベントの参加チケットなどあらゆる権利を小口トークン化し、NFTをマーケティングにご利用頂く為のツールを提供しています。

これまでのwebマーケティングはお客様の個人情報とwebサイトの閲覧データを収集し、そのデータに応じた商品のオススメがされてきました。
しかし閲覧データなどのサードパーティCookieの規制で広告に利用する閲覧データの収集が難しくなり、企業のWebマーケティングにおける、Cookie利用規制の影響に関するアンケート調査では経営・マーケティング関連業務に携わる320名の87%が利用規制の影響を受けていると回答しています。
例えば、「リターゲティングの効果が悪くなっている」「広告の効果計測ツールで正しく計測できてない」「媒体の管理画面で成果数が減っている」が課題に挙げられます。

弊社はNFTの特徴であるデジタルデータの透明性、追跡性、視認性を生かしてweb3のマーケティングに応用していきます。

これまでの個人情報とは違い、NFTを活用した趣味趣向や購入意向などのオープンな証明データはリターゲティング効果の向上が期待できます。
また、NFTという統一した規格を利用する事で、これまで横並びにならなかった職歴や学歴と趣味趣向、購買意向を安価でセキュアに管理し分析する事が可能になります。

【なぜその事業を行う必要があるのか】

ヨーロッパを中心にGDPRなど個人情報に関する規制は年々厳しくなっており情報取得方法に変化が求められています。またこの10年で漏えい・紛失した可能性のある個人情報は累計1億1,979万人分に達しており、日本国民1億2千万人に相当する数字となっています。（出典：東京商工リサーチ）

情報の収集方法だけでなく、管理方法もよりセキュリティの高い分散化が求められるようになって来ました。

これからは個人情報だけではなく、顧客が企業に「自分」をどのように見られたいか、購買意志、趣味趣向、個人的背景を意図的、積極的に企業にデータの提供をする必要があります。
そのデータ取得方法と管理方法に長けているのがブロックチェーンやNFTになります。

【実施する活動の紹介】

弊社はweb3時代のデータ取得方法と管理方法を誰でも実現できる様にするために、NFT作成配布ノーコードツールの「BADGE」を事業者向けに提供しています。

このツールはweb3事業に参入したいが、「何をしていいかわからない」「既存の顧客が受け入れてくれるかわからない」「NFTに詳しいエンジニアが社内にいない」などweb3に参入する企業の新規事業担当者がPoCでも使えるようにエンジニア不要のノーコードツールで提供しています。

既に実績として多数の企業イベント参加証明として配布されており、熊本市主催のアクセラレーション会場で配布、東京オートサロンにてTOYOTA GAZOO RacingがNFTスタンプラリー実施に利用、ダイハツ工業株式会社がメタバース空間でのBADGEを利用した限定NFTガチャを実施するなどお客様のシーンに応じてカスタマイズ提供も可能です。

【導入実績】
・TOYOTA GAZOO Racing NFTスタンプラリー
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000055902.html

【 “プロジェクトに携わる方の思い” 代表のメッセージ】

弊社はNFTを軸に一気通貫したマーケティングツールを提供したいと考えています。
web3のマーケティングはまだまだピースが足りていません。データの元となるNFTやそれを受け取るウォレット、NFTを認証するツール、その後にリターゲティングするツールなど検証フェーズが多く残っていますが、それらをやり切る事で新しい体験をお客様にお届けできると考えています。

BADGEはその最初のステップになります。将来、イベントやスタンプラリーで獲得したBADGEを持っている人が賞賛される世界を創造できる様に精進していきたいと思います。

【寄付者のみなさまへのメッセージ】

ここまで私たちの事業に対する思いをご覧頂きありがとうございます。

私たちはふるさと納税を通じて応援して下さる方も同じ世界観を夢見る挑戦者だと思っています。

起業するまで私は失敗する事を避ける人生を歩んできました。サラリーマン時代は会社の安全な傘の中で安定して何事もなく、失敗する事を全力で避ける人生です。
ですが、起業するキッカケをくれた共同創業者に出会い、こんな何もない私を応援してくれる最初の投資家と出会い、何度も失敗する姿を見てJoinを決めてくれた仲間に出会いました。

私は自分が何もできない事を知っています。

だからこそ挑戦する大切さを知りました。

挑戦からしかスキルアップも出会いもありません。

挑戦からしか自分を変えられません。

私は何かに挑戦することで自分を変える人が賞賛される文化を創りたいと思っています。

最後になりますが、「挑戦者が賞賛される文化を創る」株式会社和らしべにご支援をお願いします。

【下記をクリックするとふるさと納税ページが見れます】
次代の地域産業を担う起業家のチャレンジを応援したい！
「熊本市地域起業家応援プロジェクト」