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プロジェクト名:DIYを取り入れた空き家活用 アート・クリエイティブベース(松田 篤児さん)

【Kumamoto City Pitch】採択者

株式会社新花伝 松田 篤児(まつだ あつじ)

【プロフィール(経歴)】 
2009年北京電影学院を卒業。中国の映画製作会社にてアシスタントプロデューサーとして勤務。2018年に実家のある熊本市にて不動産会社にて営業企画を担当。2022年株式会社新花伝を設立。

【なぜそれを解決したい課題・事業の目的とは何か】

熊本市で空き家が増加しており地域から活気が失われつつあります。
空家を活かして多様かつ豊かなワーク&ライフが実現できる環境をつくり、地域の交流人口を増やします。

【なぜその事業を行う必要があるのか】

空き家を放置すると、建物の腐朽、景観の悪化、犯罪に使われるリスク、近辺住民への迷惑がおこります。
空き家が増加する原因は、若者が流出していき高齢化が進行し地域が衰退していくことで益々住む人が減っていく悪循環にあります。
地域に関わる多様な人たちを増やし、空家の活用を進めて、若者が魅力を感じて集まり、地域が活性化する。
さらに全国から人を呼び込む好循環を目指していきます。

空き家の利活用

熊本市の7割以上の空き家がリフォームをすることで利活用可能であるため、DIYによる空き家再生を進めていく取り組みを実施しています。
さらに、空き家が発生する地域で収入を得られる機会を増やし、面白さを感じられる場所になれば若者も集まってきて交流人口を増やせます。

アーティスト・クリエイターに空き家をDIYでアトリエとして活用して頂き、地域を面白くし、若者が楽しんで働き生活できる街を目指します。

【実施する活動の紹介】

空き家を再生するきっかけは、知り合いの不動産会社から元所有者が高齢施設に入居されて空き家になる建物を紹介されたことです。
駐車場がないため解体して更地として売買する話もあったが、私は新たな住まい手に住んで欲しくて、建物付きで購入。

建物が築35年以上を超えており金融機関が資産価値として評価して頂けませんでした。
リフォーム費用に融資がつかなかったので、予定していたリフォーム計画を縮小せざるを得ませんでした。
そこで、借主様に自分の好みでDIYをして頂くことにして、賃貸募集をはじめました
駐車場がないことで賃貸を断られる方がいた一方で、DIYできることを前向きに考えられ、借りられることになりました。

借主様が自分好みにDIYを楽しみリフォームされる様子

借主様のお父様が大工をされており、ご主人様がDIYに興味をもたれセルフリフォームされました。
借主様はDIYした建物の二階にサロンをかまえて、美容サービスを提供しています。
この取り組みから、DIY型で空き家を再生していく自信が沸き、取り組みを始めました。

【 “プロジェクトに携わる方の思い” 代表のメッセージ】

人口減少が進行する地方で、空き家を解体して新築を建て続けていくやり方では空き家課題を解決できません。空き家を活用して、多様な価値観をもつ人たちが関わり、生活の糧を得られる場所になれば楽しんで定住でき、空き家の発生を抑制できます。

熊本市は福岡市に比べて規模も人口も及びません。
DIY型賃貸だけでは他地域から多くの定住者を呼び込めない課題があります。
そこで、アーティスト・クリエイターに住んで頂き地域を面白くし、収入を確保していくサポート・サービスを提供します。
アーティスト・クリエイターに向けた展示・販売の機会を増やします。将来は、空き家を活用して他地域からのアーティストを受け入れて、地域の人たちと交流しながら作品をつくるアーティストインレジデンスを実施していこうと考えます。

クリエイティブスペース完成イメージ

【寄付者のみなさまへのメッセージ】

空き家をアトリエとして利活用することで、空き家の抑制、アーティスト・クリエイターの自立、地域の関係人口の増加を目指します。
現在、空き家の躯体調査・住めるために最低限度の補強を行う資金を集めています。
ご支援何卒宜しくお願い致します。

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